こんにちは、リョータです。
国家資格であるITパスポートを受けてきました。
結果は、無事合格!
正直、ほっとしています。
この記事では、実際にITパスポートを受けてきた僕の感想をお伝えします。
- どれくらいの難易度なの?
- 役立つの?
- どうやって勉強したの?
といったことがわかりますよ。
1.難易度は?
結論は「難しい」です。
とは言え、全く受からない訳ではありません。
試験は全て選択問題なので、勉強すれば合格できるレベルではあります。
ITパスポート試験サイトで出ている合格率を見ると次のとおり。
年度 | 合格率 |
令和3年度 | 52.7% |
令和2年度 | 58.8% |
令和元年度 | 54.3% |
50%は、国家資格としては優しい方だそうですよ。
僕が難しいと感じた理由は、3つです。
出題範囲が広い
テストは、
- ストラテジ
- マネジメント
- テクノロジ
の3つの分野なんですが、とにかく単語が多い。
僕が持っている参考書では、厚みが2cm。
しかも文字がぎっしりの400ページ。
過去問込みですが、かなりのボリュームです。
聞き慣れない単語が多い
僕は、会社では業務運営を統括する本部に在籍していて、大きいプロジェクトやシステム改修に携わることが多いです。
そんな僕でも、聞き慣れない単語が山ほどありました。
最初は「わかるだろ〜」とたかを括っていたのですが、実際に知ってる単語は3割くらいでしたね。
なので、普段IT関係に触れない仕事の人は、初めましての単語ばかりで驚くと思いますよ。
まぁ、試験ってそんなもんですけれどもね。
アルファベットが多い
この試験は単語を覚えるのが肝。
なのですが、似たような単語、アルファベットが特に多いです。
例えば、
- CCO
- CIO
- CMM
- CPS
と言った感じ。
何の英語の略かを覚えないと絶対に覚えきれないレベルです。
2.実際に役立つ資格なのか?
就職・転職
ITパスポートは、ITの基礎的な知識の試験なので、IT関係の国家試験の入り口という位置付けです。
初級って感じですね。
とは言え、多くの企業が採用の際に確認する程の資格のようで、取っておけば有利に働くでしょう。
ITパスポート試験サイトを見ると、ニトリやオリックス生命などの大企業も重要視していることが分かります。
企業の声を詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
「ITパスポート試験 企業の声」
実際の仕事
結論、役立ちません。
この資格はあくまで基礎知識。
覚えた単語は、日常業務ではほとんど使いません。
役立つとすれば、情報システム部門か情報システム部門と接する人。
会話の中で、専門用語がわかるようになるくらいですが、そこまで影響はありません。
3.僕の勉強方法を紹介
おそらく、本屋さんで売っている参考書でも勉強はできますし、頑張れば合格できます。
が、僕は、ユーキャンの通信講座を受講しました。
少々お金はかかりましたが、勉強の効率は最高でした。
実際、僕は勉強開始から3週間で受験して受かっています。
ユーキャンで良かった点は次のとおり。
- 小テストで知識レベルを測れる
- 過去問が豊富
- 動画が超分かりやすい
- 実践方式で問題ができる
- 有料な分、かなり本気になれる
といった感じです。
ユーキャンの通信講座が気になる方は、こちらをどうぞ。
「生涯学習のユーキャン ITパスポート講座」
4.試験当日の感想
試験会場の様子
僕が受けた試験会場は、ビルの中の一室。
狭い受付兼待合室で受付を済ませ荷物を預けて待っていました。
受験者は10人ほどで、時間になると全員パソコンが並んでいる狭い部屋に案内されて着席します。
パソコンとパソコンの間は、カンニング防止の仕切りがあって、少し狭く感じました。
テーブルにはテスト用に用意された鉛筆と紙、それに耳当てだけが置いてある状態です。
私語なんてできないので、試験特有の緊張感が漂っていました。
試験の様子と感想
試験が始まると、マウスのクリックするカチッカチッって音だけが響き渡ります。
試験は120分、終われば退席OK。
「さっさと終わらせて退席するぞ!」と息巻いていました。
しかし、60分経ったくらいから退席する人が出始めて、時間がたっぷり残っているのに、なんだか焦りが出ました。
僕は、過去問ではいつも80分くらいで終えていたので、内心「はえーっ」ってビビっていましたね。
一人、また一人と席を立っていく中、僕が終わったのは90分。
いつもより時間がかかりました。
ちなみに得点は、その場で計算されて表示されます。
そして、結果は・・・合格点超え!
ほっとして会場を後にしました。
試験票は印刷した方がいい
一つ注意です。
ネットで見る限り試験票は印刷してもメモして持参してもいいと書いてあります。
しかし、印刷してしておいた方が絶対良いです。
なぜなら、持ち込み物が厳しく制限されているから。
下手に、メモ用紙に書いて、要らないことを書くと持ち込めないのです。
それに、試験用のパソコンにログインするには受験票に書いてある受験番号、利用者ID、確認コードが必要。
間違ってメモして、ログインできなかった日には最悪です。
大人しく印刷するのが間違いないですよ。
5.合格の結果がわかる時期
結論、結果自体は試験後即分かります。
こんな感じです。
ただし、正式な合格発表は経済産業大臣の合格者決定が終わってからなので、試験の翌月くらいにWEBで見れます。
そして、合格証書は、さらに1ヵ月後、つまりは試験の2ヵ月後に発送されます。
6.まとめ
ITパスポートは、何でもシステムを使っているこの時代に必要不可欠な基礎知識を学べます。
それなりに難しくはありますが、僕の場合、前知識があったので、割と短い勉強で済みました。
とは言え、誰でも勉強すれば十分受かる難易度です。