資料作り

そもそも資料とは何のために?主な社内資料の種類9つを紹介!

白紙の紙

こんにちは、リョータです。

「社内資料を作らなきゃいけない!」

けど、

  • そもそも資料って何?
  • どんな種類の資料があるの?
  • どのオフィスソフトを使えばいいの?

といった悩みが出ますよね。

そこで今回は、「資料とは?」というところを深掘りします。

この記事を読めば、作るべき社内資料のザックリイメージを掴めますよ!

リョータ
まずはザックリと理解しましょ!

1.資料とは?

結論、伝えたいことを視覚化したもの

何かを伝える時、口頭ならとても簡単です。

しかし、

  • イメージが湧きにくい
  • 少量しか覚えられない・忘れてしまう
  • 話の流れが分かりづらい

といった難点が。

つまりは、相手に正確に伝わりにくいのです。

そこで登場するのが資料です。

資料にすることで、視覚に訴えて分かりやすく伝えられます。

また、人の記憶力を超えた情報を正確に残せるのです。

資料の目的

相手にアクションを取ってもらう

見て終わりの資料なんて価値がありません。

その資料で相手にアクションを取ってもらって、始めて価値がでます。

例えば、

  • 皆にルール通りに動いてもらう
  • 上司に購入の許可をもらう
  • 同僚に意見をもらう

などです。

このように、相手にアクションを取ってもらうことが資料の目的です。

記録に残す

人間の脳には限界があります。

そこで、外部の脳として、資料という形で記録に残すのです。

資料として残せば、

  • 議論や検討した内容
  • 結論に至った経緯
  • 大事なポイント

などをいつでも見れます。

このように、記録として残すのも資料の目的の一つです。

2.社内資料の種類

社内資料といっても、実は色んな種類があります。

あなたの作ろうとしている資料も、どれかに当てはまるでしょう。

提案資料

上司、同僚、他部署に何かしらを提案する資料のことです。

いわゆる、社内プレゼンですね。

例えば、

  • 新システムの導入
  • 業務ルールの変更
  • お客さま離れ対策

などです。

現状があって、それに対する提案なので、ストーリー的には報告資料とセットということも多いです。

報告資料

主に上司に対して何かしらの事実を報告する資料です。

内容的には、実績や事象などの事実と、それに対する評価や対策ですね。

例えば、

  • 営業成績の報告
  • システム障害の報告
  • 誤り・再発防止策の報告

などです。

この資料が日々の業務の中では1番多いのではないでしょうか。

議論用資料

議論をするために、課題や議論する内容を整理した資料のことです。

提案資料や報告資料に至る前の資料ですね。

例えば、

  • アイディアを集めたい
  • 問題点を洗い出ししたい
  • 考えてきた案に対する意見をもらいたい

といった場合に、参加者が何を議論するのかを理解してもらうための資料です。

議論用なので、これで完成と言うわけではなく、どんどん改良していく前提です。

補足・参考資料

本編からは外れる資料、もしくは参考に見せる資料のことです。

例えば、

  • グラフの細かいデータ
  • 他部署の取り組み
  • 参考となる様式
  • 簡単な図解

などです。

メインとなる資料ではなく、相手の理解を助ける補助程度なので、あまり力を入れない資料です。

議事録

会議で参加者が発言した内容、結論や次のアクションをまとめた資料です。

参加者同士で誤解が起きないよう内容を確認したり、記録として残したりするために作ります。

研修・教育資料

新しくチームに入った人や、業務に不慣れな人に対して、研修や教育するための資料です。

相手のレベルや、何をどこまで理解してもらいたいかによって、資料の深さが変わってきます。

とにかく理解してもらうのが目的なので、初心者でもわかるレベルの、分かりやすい資料にする必要があります。

案内・通知文書

研修の開催案内や業務の変更通知など、決定したことをお知らせするための文書です。

例えば、

  • 新システムの操作説明会の案内
  • 新しい業務ルールの通知
  • 業務変更の通知

などです。

形式ばった堅いイメージの文書ですね。

マニュアル

仕事のマニュアルです。

例えば、

  • 接客マニュアル
  • システム操作マニュアル
  • 請求業務マニュアル

などです。

日々の仕事を、誰でも正確にすばやくこなせるようになるための資料です。

管理資料

成績や実績、商品の在庫、課題など、様々なものを管理するための資料です。

例えば、

  • 販売実績の管理
  • 商品の在庫の管理
  • 課題一覧の進捗管理

などです。

日々管理するためだけのものではなく、後々分析して対策を考えたり、報告資料に使ったりもします。

3.オフィスソフトの使い分けを紹介

相談する人たち

資料を作る時は、オフィスソフトを使いますが、どのソフトを使っていいかよく分からないですよね。

そこで、オフィスソフトの特徴と、「このソフトはこんな資料がオススメ!」を紹介します。

PowerPoint

プレゼンの定番ソフトです。

図形や矢印を使って自由に図解を作れたり、写真を加工できたりと、非常にわかりやすく視覚に訴えられます。

スライドごとに区切って伝えられるので、ストーリーでキレイに伝えたい時に最適ですよ。

パワポの使用をオススメする資料は次のとおりです。

  • 提案資料
  • 報告資料
  • 議論用資料
  • 補足資料
  • 研修・教育資料
  • マニュアル

Word

文字がメインのソフト。

堅めにしたかったり、文章で詳しく表現したい時に使います。

また、パワポと違って1ページに詰め込める情報量が多いので、1枚物の資料にまとめたい時に最適ですよ。

ワードの使用をオススメする資料は次のとおりです。

  • 提案資料
  • 報告資料
  • 議論用資料
  • 補足資料
  • 議事録
  • 案内・通知文書
  • マニュアル

Excel

表計算ソフト。

表を作ったり、数字を集計する時に使います。

また、フィルタ機能で絞り込みができるので、何かを管理する際に使いやすいです。

例えば僕は、課題一覧にエクセルを使っていて、「工程」という列を作り、「完了」以外のものを絞り込んで管理しています。

非常に見やすくて良いですよ。

エクセルの使用をオススメする資料は次のとおりです。

  • 補足資料
  • 管理資料

4.まとめ

今回は「そもそも資料とは?」というところを深掘りしました。

おさらいです。

資料とは、伝えたいことを視覚化したものです。

その目的は、「相手にアクションを取ってもらう」と「記録に残す」です。

そして、社内資料は9種類です。

  • 提案資料
  • 報告資料
  • 議論用資料
  • 補足・参考資料
  • 議事録
  • 研修・教育資料
  • 案内・通知文書
  • マニュアル
  • 管理資料
  • まずはこれを理解して、資料を作っていきましょう。

    リョータ
    「アクション」してもらう意識が大事ですよ!

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