資料作り

社内資料のタイトルの付け方とは?【ポイントは7つ】

資料作成

こんにちは、リョータです。

社内資料のタイトル

いざ付けようとすると、

  • どう付ければいいかわからない
  • イマイチしっくりこない
  • なんか見づらい

ってことありますよね?

そんな悩めるあなたに、社内資料でタイトルを付けるポイントを7つお伝えします。

これさえ抑えれば、自然とわかりやすいタイトルになりますよ!

なお、本記事は、あくまで社内資料向けです。
社外プレゼン資料のタイトルでお悩みの方には、あまり役立ちませんので、ご容赦を。

リョータ
タイトルが良ければ内容がスーッと頭に入りますよ!

1.いいタイトルとは?

ズバリ
「一目で資料の概要がわかるタイトル」
です。

なぜなら、読む心構えができて内容がスーッと頭に入るからです。

例えば、
「〇〇処理ミス発生の原因と対策」

このタイトルを見れば、読み手は、
「あ、処理ミスの原因の説明があるんだな。対策も作ってあるから説明されるんだな」
と思います。

そして、

  • 何が悪かったのか
  • 対策を覚えなきゃ
  • 原因や対策がおかしくないか

ってことを考えながら読み進められます。

タイトルだけで読む心構えができますよね?

これが
「〇〇処理ミスについて」
って感じの場合。

「ふむふむ。処理ミスか。んで、何?」
と、何を言いたいのかわからない状態になります。

読み手としては、何が言いたいかを読みながら考えることになるので、正直しんどい。

なので、僕達が目指すべきは「一目で資料の概要がわかるタイトル」なんです。

2.社内資料のタイトルの付け方とは?【ポイントは7つ】

男性

文字数は15文字!

人間が一目で文章を理解できるのは、9〜13文字と言われています。

これは、資料作りのバイブル「【完全版】社内プレゼンの資料作成術」でも紹介されています。

とは言え、中々13文字というのは難しいのも事実です。

そこで、15文字以内に必ず収めるようにタイトルを付けましょう。

15文字というのは、「Yahooニュース」の見出し文字数の上限です。

ちなみに、「【完全版】社内プレゼンの資料作成術」では13文字と紹介されていましたが、実際にYahooニュースのタイトルを数えたところ15文字でした。

パッと見て文章を理解できる、15文字以内に収めましょう。

キーワードを入れる

キーワードとは、この資料を見て相手に覚えてもらいたい言葉です。

例えば、
「業務処理について」

何かの業務処理のことを伝えたいのはわかるのですが、何を伝えたいのかわかりません。

そこで、
「経費精算の効率化」
としてはどうでしょう?

「経費精算」と入れることで「何を」がわかるようになりました。
これで何の話か分かりますよね。

このように、「何を」や「何の」という部分をキーワードとして入れましょう。

「について」をやめる

何かとタイトルの語尾に「について」を付けたがりますよね。

これ、社内資料ではホントにいりません。

なぜなら、文字数が増えるうえに具体性に欠けるからです。

例えば、
「業務処理について」

これでは「業務処理が何ですか?」という話です。

先の例のタイトル、
「経費精算の効率化」

「について」をやめることで、かなり具体的なタイトルにできました。
これで、十分に伝わります。

厳しいことを言えば、「について」を使うのは言葉と内容がまとまっていない人の逃げです。

「について」は、よっぽど範囲が広い内容の場合を除き、封印しましょう。

この資料で「何をしたいか」を入れる

資料の目的を最後に付けましょう。

そうすることで、より明確にこの資料でしたいことが伝わります。

例えば、

  • 報告したい時は「〇〇のご報告」
  • お願いしたい時は「〇〇のお願い」
  • 改善点を説明したいときは「〇〇の改善」

などですね。

これを意識すれば、「について」を使う頻度も激減。

より分かりやすいタイトルになりますよ。

文章にしない

文字数を減らすために、資料のタイトルは文章にしてはいけません。

例えば、
「業務を効率化するためにツールを導入したい」

長いですよね。
それに正直スタイリッシュさに欠けます。

そこで、
「業務効率化に向けたツール導入」
こちらの方が見やすいですよね?

このように、文章にせず、体言止めにしましょう。

半角スペース・ひらがなを入れる

短くしようとするあまり、漢字ばかりで超絶読みづらくなる場合があります。

こんな時は、半角スペースや、ひらがなを入れましょう。

例えば、
「営業部門効率化進捗報告」
正直見づらいですよね。

半角スペースやひらがなを入れると
「営業部門 効率化の進捗報告」
といった感じに。

このように、バランスを見て「の」「への」等のひらがなを入れましょう。

「キャッチー」より「わかりやすさ」を意識

社内資料のタイトルは、社外向けのプレゼン資料とは違うことを意識しましょう。

社外プレゼンの場合、まず興味を持ってもらう所から始まります。

なので、タイトルも一目で心を掴むような、キャッチーなものにする必要があります。

例えば、
「これさえやれば誰でも生産性2倍!」
といった、続きを読みたくなるような感じですね。

けれど、社内資料の読み手は、社内の人間。

当然、最初から読む気でいるので、こんなキャッチーなタイトルはいらないのです。

求められているのは「わかりやすさ」

社外プレゼン資料のように「心を掴む」タイトルではなく、「わかりやすさ」を意識しましょう。

4.まとめ

今回は、社内資料のタイトルを付ける際のポイントを7つ解説しました。

おさらいです。

  • 文字数は15文字!
  • キーワードを入れる
  • 「について」をやめる
  • この資料で「何をしたいか」を入れる
  • 文章にしない
  • 半角スペース・ひらがなを入れる
  • 「キャッチー」より「わかりやすさ」を意識
  • タイトルが良ければ、読み手のストレスが減りますよ。

    リョータ
    良いタイトル付けを!

    -資料作り