会議

無言の会議とサヨナラ!参加者から意見を引き出す10のコツ

2022年12月3日

会議している人

こんにちは、リョータです。

  • 考えてきた案に意見を貰いたい
  • 様々な視点の意見を貰いたい
  • 目から鱗なアイデアを貰いたい

こんな感じで意見をもらうために会議を開くことがありますよね。

けれど、なかなか意見が出ないことも‥‥

そこで、年間700以上の会議をこなす現役の僕が、参加者から意見を引き出すコツをお伝えします!

実体験をもとに紹介するので、実用性バッチリですよ。

リョータ
ぜひ、やってみてくださいね!

1.会議で意見を引き出すための3つの準備

聞くことを事前に連絡しておく

事前に聞くことを連絡しておきましょう。
資料があれば合わせて送ってください。

そうすることで、参加者に何を言うかを考える時間ができます。

先に紙に書いておいてもらう

事前に連絡しておいても考えてこない人はいます。

そこでオススメなのが、所定のフォーマットを送っておき、事前に書いてきてもらうことです。

ただ単に「考えてきてください」と言うよりも、提出物がある分「やらなきゃ」という気持ちになるので、効果がありますよ。

最初に考える時間を作る

ホントに忙しい人は、事前準備が難しい場合があります。

そういう時は、主旨を説明後、5分・10分ほど考える時間を取りましょう。

忙しい人を呼ぶ時は、こちらの方がスムーズにいきますよ。

2.会議で意見を引き出す5つの聞き方

偏りがないよう指名する

「では、意見のある方からどうぞ」

と言っても、特定の人しか発言しないということはよくあります。

内気だったり、気を使ったりで発言できないんですよね。

そういう場合は、「〇〇さんはどう思いますか?」と発言していない人を指名しましょう。

全員から何も意見が出ない場合は「〇〇さんから時計回りに発言をお願いします」と言った感じで、ルールを決めてもいいですね。

このように、偏りがないよう指名していきましょう。

大きくリアクションをとる

相手が、話しやすい環境を作るのはめちゃくちゃ大事です。

そのために、大きくうなずいたり、相槌をうったりと相手の方を向いてリアクションを大きくしましょう。

なぜなら、「しっかり話を聞いている」という姿勢が伝わるからです。

あなたも、無言・無表情で、ただ話を聞かれるよりも、うんうんと相槌をうたれた方が話しやすいですよね?

このように、「聞いているぞ」という意思表示のためにも、リアクションを大きくしましょう。

具体的に質問する

相手が話をしやすいように、質問をするときは具体的に聞くようにしましょう。

例えば
「どう思いますか?」「いかがですか?」
ではなく

  • どのようなものだったら、お客様に喜んでもらえると思いますか?
  • どこに悪いポイントがあったと思いますか?
  • 誰でもできるようにするにはどうすればいいと思いますか?

といった具合です。

こうすることで、発言者は言わないといけないことを絞ることができるので、発言しやすくなります。

逆にふわっと聞くと、「特にありません」や「いやーちょっと」といった感じで、ふわっとした答えが返ってきてしまいます。

具体的に聞いてみましょう。

出てきた意見を整理して聞き返す

発言者は、考えながら喋っているので、いまいち要領を得ない答えになっている場合があります。
とは言え、言っている意見・アイデアは素晴らしいのです。

こういう場合は、
「この意見は、こういうことですか」
といった具合に、話を整理して聞き返してしてみましょう。

そうすることで、皆の理解も進み、
「そういうことだったのか!じゃあこういうのもいあのでは?」
といった具合に発言しやすくなります。

皆の理解を助け、発言しやすくするためにも、整理して聞き返してみましょう。

選択肢から選んでもらう

「どう思いますか」
という質問は、選択肢が広いので、なかなか答えづらい場合があります。

どうしても意見が出づらい人に対しては、選択肢を与えて聞いてみましょう。

例えば、
「これまでに3つの意見が出ましたが、〇〇さんはどれが1番実現可能だと思いますか」
といった具合です。

そうすることで、新たなアイデアは出なくても、今出ているアイデアをさらに深掘りすることができます。

このように選択肢を与えて聞いてみるのも効果的ですよ。

3.会議で意見を引き出す時の2つの注意点

会議人形

相手のペースに合わせて話を聴く

話すのが苦手と言う人もいます。

実際にあったのですが、自分の言葉をなかなか伝えることができず、話すのに、時間がかかってしまう人がいました。

しかし、時間がかかっているだけで、その人は一生懸命話そうとしているのです。

その頑張りを無駄にしないためにも、先を促して焦らせるのではなく、大きくリアクションをとって話をじっくり聞きましょう。

そして、話を聞いた後に、
「つまり、こういうことですか?」
といった具合に頭を整理する質問をして、まとめていきましょう。

出てきた意見を否定しない

これがめちゃくちゃ大事です。

なぜなら、意見を否定してしまうと、これ以上発言しづらくなるからです。

参加者の気持ちとしては、
「否定されるのが怖いなぁ」
「微妙な意見だし言わないでおこう」

と言った感じです。

たとえ、他の人が否定してこようとも、あなたは否定しちゃダメですよ。

4.まとめ

参加者から意見を引き出す10のコツを紹介しました。

おさらいです。

  • 聞くことを事前に連絡しておく
  • 先に紙に書いておいてもらう
  • 最初に考える時間を作る
  • 偏りがないよう指名する
  • 大きくリアクションをとる
  • 具体的に質問する
  • 出てきた意見を整理して聞き返す
  • 選択肢から選んでもらう
  • 相手のペースに合わせて話を聴く
  • 出てきた意見を否定しない
  • 会議を開くからには、出席者から発言をもらってなんぼ。

    ぜひ試してくださいね!

    リョータ
    腕の見せ所ですよ!

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