本の感想

行動の習慣化で最高の1日に!『行動最適化大全』

2021年8月8日

ジャンプ

こんにちは、リョータです。

「仕事がうまくいかない」「集中力散漫だ」「人間関係が悩ましい」「ストレスがたまる」
と悩んでいませんか?

そして、

  • 何とかいい方向に変えたい
  • だけどどう行動したらいいかわからない
  • 何かいい方法はないだろうか

そんな、行動を変えて「最高の1日を送りたい!」と思っているあなたにオススメなのが
著書『行動最適化大全』です。

本書は、精神科医でYouTuberとしても活躍される樺沢紫苑先生が執筆されたものです。

この『行動最適化大全』では、著者に寄せられた相談メールをもとに一つ一つ解決するための「行動」が紹介されています。

あなたの悩みに対する「行動」も必ずあります。

ぜひ読んで行動を習慣化させて「最高の1日」を手に入れましょう!

1.著者のプロフィール

樺沢 紫苑

職業
精神科医、作家、YouTuber
生年月日
1965年 10月27日
出生地
北海道札幌市

  • 1991年札幌医科大学医学部卒
  • 2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学
  • 帰国後、樺沢心理学研究所を設立
  • 「情報発信を通じてメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、累計フォロワー50万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動

2021年8月「行動最適化大全」より

これまで30冊以上の本を執筆されているアウトプットの化け物。

著者の本はどれもとても読みやすく、素人でも理解できる素晴らしい本ばかりです。

また、精神科医だけあり、医学の知識の証拠や説得力が凄まじく、とても勉強になります。

ちなみに著者の他の本は、こちらで紹介していますので、よければどうぞ。

幸せとは?答えは脳内物質!『精神科医が見つけた3つの幸福』

2.本の概要

50個のテーマ!

本書は、著者に寄せられた相談メールを凝縮し、50個のテーマをピックアップし紹介されています。

第Ⅰ部はイラストで紹介、第Ⅱ部はその詳細を文字で紹介というスタイル。

なので、文字を読むのが苦手という人でも、第Ⅰ部のイラストを見れば簡単に理解できます。

そこで「もっと詳しく知りたいな」と思えば、第Ⅱ部で細かく読んでいけば、より深く理解できます。

8つの行動最適化

第Ⅱ章では

  • 第1章「朝」の最適化
  • 第2章「昼」の最適化
  • 第3章「夜」の最適化
  • 第4章「仕事」の最適化
  • 第5章「学習」の最適化
  • 第6章「コミュニケーション」の最適化
  • 第7章「健康」の最適化
  • 第8章「人生」の最適化

の8つに分けて最適化すべき行動が紹介されています。

この中で自分が悩んでいるものをピックアップして読んでみましょう。

必ず解決できる行動があります。

3.気づき

どれもこれも「あ、確かに」「ふむふむ」と思ったのですが、その中で特に実践しようと思った3つを紹介します。

before

「休憩タイミング」の最適化

最も生産性の高い上位10%の人たちは52分仕事をして17分休憩をとる

「長時間続けると飽きてくる作業」に関しては、「定期的に休憩をはさむ」と作業効率は高まります。

第2章「昼」の最適化より

車の運転でも「疲れる前に休憩」というのが常識です。
当然仕事も同じ。

これまでは、とりあえず集中できるだけ続ける!でしたが、「単純作業」については適度に休憩する方がいいと感じました。

「やる気」の最適化

たとえば、笑顔が出る。その場合、ほとんどの人は楽しいから笑顔になると思っているのですが、最近の脳科学研究では、「笑顔(筋肉の収縮)」が先で「楽しい」という感情は後から起きることがわかっています。
つまり、「行動」が先で「感情」は後からついてくるのです。

第4章「仕事」の最適化より

確かに自分にも最初は全くやる気のなかった仕事も手をつけてみたらスイッチが入って驚くほど進むという経験があります。

「とりあえずはじめてる」は科学的に正しいということですね。

「言葉」の最適化

ポジティブとネガティブの比率を「3対1」以上いすることが大切なのです。
つまり、ネガティブワード1に対して、3倍以上のポジティブな言葉を言えば、多少のネガティブな言葉は吐き出してもOKというわけです。

第6章「コミュニケーション」の最適化より

「ネガティブな言葉をやめる」よりも「3倍のポジティブな言葉」というのが目から鱗です。

ネガティブな言葉を吐かないことばかり考えていました。

after

「休憩タイミング」の最適化

時間を区切って疲れる前に休憩を意識。
具体的には50分に一回です。

これで集中力が持続しやすくなりました。

ただし本書でも紹介されていますが、「文章を書く」などの「しばらくするとのってくる」仕事は途中で区切るともったいないです。

あくまで「単純作業」について適度に休憩してます。

「やる気」の最適化

のらない時ほど「とりあえず手をつけてみる!」

これを合言葉に仕事するようになりました。
やってみると不思議と乗ってくるんですよね。

重たくてなかなか手をつけたくない課題も進むようになりました。

「言葉」の最適化

仕事で「全然うまくいかない」と言われれば

「なんとかなりますよ」
「いつかは終わります」
「やっつければ達成感がすごいですよー」

と3倍返し。

こんな感じで「ネガティブなことを言わない」より、「ポジティブな言葉を多く言う」ことを意識しました。
そして、よりポジティブになれました。

4.まとめ

冒頭でもお話しましたが、この『行動最適化大全』では、著者に寄せられた相談メールがもとになっているので、あなたの悩みに対する「行動」も必ずあります。

第1部はイラストなので文字を読むのが苦手という人でも大丈夫な一冊!

ただし、一回行動するだけではダメです。

その行動を習慣化させてこそ意味があります!

ぜひ読んで行動を習慣化させて「最高の1日」を手に入れましょう!

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