本の感想

文章力スーパーレベルアップ!『人を操る禁断の文章術』

2021年1月10日

相手の心

こんにちは、リョータです。

  • やってほしいことがあるけど、うまく伝わらない
  • SNS、ブログを頑張りたいがうまくいかない
  • 何を書いているかわからなくなる

こんなことありませんか?

大丈夫です。

書籍『人を操る禁断の文章術』を読めば解決します。

本書を読み、行動すればSNS・メール・仕事の文章力レベルアップ間違いなしです!

ただし、著者も言っていますが、

  • 「きれいな文章を書きたい!」
  • 「かっこいい言い回しを学びたい!」
  • 「小説家になりたい!」

といったことを求めている人には向かない内容です。

本書は、「相手を思うままに行動させたい」人にオススメの本です。

1.著者のプロフィール

メンタリストDaiGo

  • 慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒
  • 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究
  • 英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演
  • その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動
  • ビジネスや話術から、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにした著書は累計400万部
  • 趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、ニコニコ動画、ジム通い

2021年1月オフィシャルサイトより

幅広く活動されている人です。

テレビで活躍されていた時も「只者ではない」と思っていましたが、1日10~20冊程度の読書量はすさまじいですよね。

そんなDaiGoさんが執筆された本書は、本当にレベルアップに役に立ちます。

2.本の概要

著者は、

  • 「文章はただ書くのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書く。」
  • 「文章のたった1つの目的、それは今すぐ人を行動させること。」

と言っています。

そして、この目的のために具体的にどうすべきか、3ステップで紹介しています。

ステップ1 「書かない」3原則を唱える

心を動かす文章には共通する3つの原則がある。

  • あれこれ書かない
  • きれいに書かない
  • 自分で書かない
  • ステップ2 7つのトリガーから1つ選ぶ

    7つのトリガーから文章の内容を選ぶことで、ブレない説得力のある文章を、素早く悩まずに書ける。

  • 興味
  • ホンネとタテマエ
  • 悩み
  • ソン・トク
  • みんな一緒
  • 認められたい
  • あなただけの
  • ステップ3 5つのテクニックで書く

    5つのテクニックを意識するだけで、メールやLINE、ちょっとしたメモでも人を動かせるようになる。

  • 書き出しはポジティブに
  • なんども繰り返す
  • 話しかけるように書く
  • 上げて、下げて、また上げる
  • 追伸をつける
  • 3.気づき

    自分が一番印象に残ったのは、ステップ1の③「自分で書かない」です。

    誰しも「自分」が書きたいことを書いています。

    しかし、相手に行動してほしいのであれば、「相手」が何を求めているか、相手を思い浮かべながら書く必要があると。

    • 性別は?
    • 年齢は?
    • ライフスタイルは?
    • 結婚はしている?
    • 何に関心がある?

    言われてみればそのとおりだと思いますが、これまでの自分を思い返すと、できていなかったと思います。

    そして、著者の「人の心を揺さぶる文章を書きたいなら、自分の頭の中を探る時間は最小限に。刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にある」という言葉が自分にグサッと刺さりました。

    同時にドキッとしました。

    before

    これまで書いてきたどんな文章も「自分で書きたい、書けること」をとりあえず書いていた。

    after

    どんな人か、何を求めているか、どう受け取るか、どのように動いてくれるか、相手を徹底的に考えて書くようにする。

    4.まとめ

    本書は、正しい文法・美しい文章等の紹介ではなく、グッとくる読まれる文章にする「コツ」が紹介されています。

    20代若手社員やSNS・ブログをがんばりたい人にぜひ読んでほしい。

    難しい表現が一切ないので、すいすい読めます。

    また、すっと頭に入りますよ。

    人を操る禁断の文章術」を読めば仕事の文章力レベルアップ間違いなしです!

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