こんにちは、リョータです。
- やってほしいことがあるけど、うまく伝わらない
- SNS、ブログを頑張りたいがうまくいかない
- 何を書いているかわからなくなる
こんなことありませんか?
大丈夫です。
書籍『人を操る禁断の文章術』を読めば解決します。
本書を読み、行動すればSNS・メール・仕事の文章力レベルアップ間違いなしです!
ただし、著者も言っていますが、
- 「きれいな文章を書きたい!」
- 「かっこいい言い回しを学びたい!」
- 「小説家になりたい!」
といったことを求めている人には向かない内容です。
本書は、「相手を思うままに行動させたい」人にオススメの本です。
1.著者のプロフィール
メンタリストDaiGo
- 慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒
- 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究
- 英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演
- その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動
- ビジネスや話術から、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにした著書は累計400万部
- 趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、ニコニコ動画、ジム通い
2021年1月オフィシャルサイトより
幅広く活動されている人です。
テレビで活躍されていた時も「只者ではない」と思っていましたが、1日10~20冊程度の読書量はすさまじいですよね。
そんなDaiGoさんが執筆された本書は、本当にレベルアップに役に立ちます。
2.本の概要
著者は、
- 「文章はただ書くのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書く。」
- 「文章のたった1つの目的、それは今すぐ人を行動させること。」
と言っています。
そして、この目的のために具体的にどうすべきか、3ステップで紹介しています。
ステップ1 「書かない」3原則を唱える
心を動かす文章には共通する3つの原則がある。
ステップ2 7つのトリガーから1つ選ぶ
7つのトリガーから文章の内容を選ぶことで、ブレない説得力のある文章を、素早く悩まずに書ける。
ステップ3 5つのテクニックで書く
5つのテクニックを意識するだけで、メールやLINE、ちょっとしたメモでも人を動かせるようになる。
3.気づき
自分が一番印象に残ったのは、ステップ1の③「自分で書かない」です。
誰しも「自分」が書きたいことを書いています。
しかし、相手に行動してほしいのであれば、「相手」が何を求めているか、相手を思い浮かべながら書く必要があると。
- 性別は?
- 年齢は?
- ライフスタイルは?
- 結婚はしている?
- 何に関心がある?
言われてみればそのとおりだと思いますが、これまでの自分を思い返すと、できていなかったと思います。
そして、著者の「人の心を揺さぶる文章を書きたいなら、自分の頭の中を探る時間は最小限に。刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にある」という言葉が自分にグサッと刺さりました。
同時にドキッとしました。
before
これまで書いてきたどんな文章も「自分で書きたい、書けること」をとりあえず書いていた。
after
どんな人か、何を求めているか、どう受け取るか、どのように動いてくれるか、相手を徹底的に考えて書くようにする。
4.まとめ
本書は、正しい文法・美しい文章等の紹介ではなく、グッとくる読まれる文章にする「コツ」が紹介されています。
20代若手社員やSNS・ブログをがんばりたい人にぜひ読んでほしい。
難しい表現が一切ないので、すいすい読めます。
また、すっと頭に入りますよ。
「人を操る禁断の文章術」を読めば仕事の文章力レベルアップ間違いなしです!