こんにちは、リョータです。
毎年、入ってくるのが後輩。
「ちゃんと教えてあげないとな」
「自分がフォローしてあげないと!」
新しいメンバーが入るのってわくわくしますよね。
しかし、いざ蓋を開けてみると
- タメ口
- 見下した発言
- 「はっ」という嘲笑い
- 言うことを聞かない
- 返事が適当
こんな感じでなめた態度を取る後輩がいますよね。
お恥ずかしながら、僕自身がそんな後輩だったこともあります。
逆に後輩からなめられたこともあります。
そこで、今回は、そんな僕の経験をもとに「なぜなめた態度をとられるのか?」と「なめら態度の後輩を黙らせる方法」を解説します。
後輩になめられて困っている先輩方。
この記事を読めば、後輩のなめた態度ともおさらばですよ。
1.なぜ後輩はなめた態度をとるのか?
なぜ後輩たちはなめた態度をとるのでしょうか?
その理由は次のとおりです。
あなたの後輩にもどれかが当てはまるでしょう。
自分を強く見せたい
その人自身がなめられたくないと思ってる場合です。
そのために、なめた態度をとって「オレはこの人より凄いんだぜ」というアピールをしたいんです。
また、自分よりも下の人を作って安心したいと言う心理もあるのでしょう。
基本的には考えが子どもなタイプです。
一目置かれたい
良くも悪くも、なめた態度の人は目立ちます。
注目されて
「こんな態度をとるなんて。こいつは只者じゃない!」
と思われたいのです。
子どもが親に見てほしいがためにヤンチャをするのと同じです。
つまりは、こちらも考えが子どもです。
距離を縮めたい気持ちの勘違い野郎
距離が縮まった人たちは、砕けた態度で会話します。
- 早く先輩との距離を縮めたい。
- 堅苦しい話しばかりしていると距離なんて縮まらない。
といった「仲良くなりたい」という想いが空回った結果です。
本来は、仲良くなったから砕けた態度・口調になるもの。
それを、勘違いしているんでしょうね。
ちなみに、これはかつての僕です。
よくわかります。
信頼関係を作ることをすっ飛ばすしてなめた態度をとると、嫌われるだけですよね。
プライドが高過ぎる
プライドが高過ぎるパターンです。
この手のタイプは、一度下に見た人を認められません。
認められないので、なめた態度をとってしまうんです。
そして、下に見る理由は仕事ができる・できないだけではありません。
例えば、
- 太っている。
- よく言い間違いをする。
- NOと言わない。
など、外見や普段の様子を見て下に見ます。
学生時代を引きずっている
学生時代でも同じことをしていたのでしょう。
そして、それでうまく回っていた。
このような、ある意味「成功体験」を持っているので、会社でも同じ態度をとってしまうんです。
要は、社会に出てからも学生気分が抜けきっていないタイプです。
2.なめた態度をとられやすい人の特徴
僕は、かれこれ10数年会社に勤めていて、いろんな人を見てきました。
その中で、後輩からなめた態度を取られる人には特徴があることに気付きました。
あなたはどうでしょうか?
自分に自信がない
自信がなさが滲み出ている人です。
声が小さい、どもる、常にうつむいている、猫背などなど。
やはり自分に自信のない人はなめられやすいです。
なぜなら、何を言っても言い返されないように見えるからです。
要は弱く見えてしまうので、言いやすいのです。
仕事でミスが多い
仕事ができなかったりミスが多かったりする人です。
ミスをすると、どうしても上司やお客さまから叱られます。
1度や2度なら仕方ありません。
しかし、そんな姿を見せ続けてしまうと「あぁ、あの人また叱られてんな」と下に見られてしまうんですよね。
ハッキリと意見を言わない
ハッキリと意見を言う人はなめられにくいです。
なぜなら、なめた瞬間に倍返しされてしまう。
そう思わせる圧があるからです。
一方、ハッキリと意見を言わない、怒らない人は、「これくらい言ってもいいだろう」となめられてしまいます。
いじられキャラ
他の人からいじられる人も、なめられやすいです。
なぜなら、周りがやっていると自分もいいやと思ってしまうからです。
自分一人ならいじることはない。
けれど、他の人がいじっているのを見たら、「自分も」と思ってしまうんことがあるんですよね。
そして、いじられるのに甘んじている姿を見せていると、「あ、こんな態度でもいいんだ」って気持ちを強くさせてしまいます。
3.なめた態度の後輩を黙らせる方法【3ステップ】
なめた態度をとる後輩を黙らせる方法は、3つステップがあります。
- 自分を見直す
- 相手にはっきりと態度を変えるよう言う
- 人から言ってもらう
です。
順番に解説します。
①自分を見直す
まずは、なめられる自分を見直す必要があります。
なぜなら、なめてる相手から何を言われても響かないからです。
例えば、仕事ができない人から「もっとこうした方がいいよ」と言われても響かないですよね?
それと同じで、後輩からすれば、なめているあなたから何を言われようと響かないのです。
「自分を見直す」具体的には、
- いちいち反応せず、余裕を見せつける
- 仕事ができる人になる
- 身だしなみを整える
- 筋トレをして体型を整える
- なんでも「ごめんね」と言うのをやめる
といった具合です。
なめられなくなるよう、まずはあなた自身を見直しましょう。
②相手にはっきりと態度を変えるよう言う
自分を見直したら、相手にしっかりと言いましょう。
こちらからすれば「なめた態度をとる後輩」と思っていても、実は後輩本人は自覚がない場合があります。
ですので、はっきりと「その態度は先輩に対して失礼じゃない?やめなよ」と言いましょう。
それだけで改善することもあります。
この時に、効果的なのが「失礼な物言いを聞き返す」ことです。
例えば「ダサい」と言われたら「ダサい?」と低い声で聞き返すんです。
それだけで、相手はひるみます。
また、相手に言うときは、しっかり目を見て真顔で言うのが大事です。
人間は、意外と目を見て話していません。
なので、じっと目も見て話しをするとドキッとするものです。
実際、僕も普段は温厚な先輩からじっと目を見て話しをされて、かなりのプレッシャーを感じた経験があります。
とても効果的ですよ。
③人から言ってもらう
残念ながら、言ったところで、なめた態度が変わらない後輩もいると思います。
それだけ、一度なめた相手からの言葉は響きにくいものです。
最後は、別の人から後輩に言ってもらいましょう。
信頼されている先輩や上司からさりげなく注意してもらうのが効果的です。
子供のころ、何かあっても親に泣きつくのは嫌だった。
そんな経験があるかもしれません。
しかし、あなたは大人。
プライドよりも、人間関係を改善する方がよっぽど大事だと理解できるはずです。
味方を頼りましょう。
4.同時に受け流すマインドを持とう
なめられるのは不快です。
しかし、どうやろうとも態度が変わらない後輩はいます。
人を変えることは難しいんです。
しかし、間違いなく自分ができることがあります。
それが、「自分自身を変えること」。
自分が後輩からの態度を気にせず、柳のように受け流せばいいんです。
そもそも、後輩がなめた態度をとろうとも、あなたにはあまり関係ないのないこと。
それで、仕事に影響が出るのはNGですが、出ないのであれば無視して放置しておけばOKです。
後輩のなめた態度を直してもらうために動くのと同時に、うまく受け流すマインドを持ちましょう。
5.まとめ
今回は、なめた態度の後輩を黙らせる方法【3ステップ】を解説しました。
おさらいです。
そして、最強なのが受け流すマインドです。
後輩を変えるよりも、自分の受け止めるマインドを変える方が確実です。
ぜひ、実践してくださいね。