人間関係

忙しいアピールはうざい!相手に上手く忙しさを伝える3つの方法

2021年9月3日

渋い男性

こんにちは、リョータです。

  • 「あぁ忙しい」
  • 「バタバタしている」
  • 「やってる暇がない」
  • 「昨日遅かったわ〜」
  • 「寝てないんだよね」

こんな感じで忙しいアピールがうざい人がいますよね。
しかもそこまで負担ないよね?って人に限って。

今回は、なぜ忙しいアピールをするのか?と忙しいアピールをする人の対処法を解説します。

その上で、仕事を振ってきた相手に対し、どうすれば「忙しいアピール」ではなく上手く「忙しさ」を伝えられるかを解説します。

すぐに知りたい方はこちらをどうぞ。
4.相手に上手く忙しさを伝える3つの方法

1.なぜ忙しいアピールをするのか?

まずは、なぜ忙しいアピールをしたがるのかを解説します。

その人の内心を知ることで、見え方も変わってくるでしょう。

認められたい気持ちが強い

常に忙しそうにすることで「頑張ってるね」「そんなにたくさんこなしてスゴイですね」と言われたいのでしょう。

要は「認められたい」っていう気持ちが強いということです。
だからこそアピールしてくるんです。

ただ逆効果なんですよね。

なぜなら周りの人は正確にその人の仕事量を把握できていないからです。

他人の仕事量なんて見る人によって変わります。
人によって仕事の多い少ないの見え方はバラバラなので、「そんなに多くない」と見えている人からしたら「これで忙しい?」ってなるんですよね。

そうなってしまっては、認められるどころか残念にしか見えません。

忙しい自分に酔っている

「忙しい=仕事ができる」
もしくは、
「忙しい=それをこなしている自分は輝いている!」
というイメージを持っている場合があります。

ただ、本人は「自分はデキる!」と思ってアピールしているのでしょうが、本当に仕事がデキる人は、計画的にたんたんとこなしているので、逆に余裕そうに見えることが多いです。

仕事を振られたくない

「私はこれをやってて忙しいので」という盾を持ちたいのです。

それで、これ以上仕事を振ってほしくないと考えているのでしょう。

また、簡単な仕事や好きな仕事だけ引き受けて、面倒・面白くない・嫌な仕事は引き受けたくないがために忙しいアピールをする人もいます。

仕事が遅れている言い訳に使う

大きく困難な課題は誰でも抱えていると思います。

当然、その課題を解決するのは大変で、進捗が遅れ遅れになることもあるでしょう。

そこでの言い訳が「忙しいから」なのです。

僕の会社でもそんな人がいました。
大きな課題を解決できず、ふっと湧いて出たトラブルに喜んで飛びついて、そちらにかかりきり。

大きな課題は「トラブル対応で忙しいので」と見事な言い訳をするんです。

トラブルに率先して対応するのはいいのですが、大きな課題を後回しにしたい気持ちがあまりにも見え見え過ぎて、周囲もガッカリでしたね。

2.忙しいアピールがうざい人への対処法

適度に距離を置く

これが一番の解決策です。
結局、その人がいくら忙しいアピールがうざいとしても、あなたがその人を変えることはできません。

あなたが変えれるのはあなた自身です。

他人の言葉をいちいち気にしたって仕方ありません。
適度に距離を置いて、あなた自身が他人の忙しいアピールを受け流せるようになりましょう。

分担見直しを上司に打診する

あまりにも忙しいアピールがひどく、全然仕事をしないようであれば、上司に対応してもらいましょう。

「〇〇さんがあまりにも忙しくて仕事が進まないようです。一度聞き取りして業務分担を見直してもらえませんか?」
といった感じで第三者である上司の目で見てもらい、業務分担を見直してもらうんです。

わざわざあなたが他人の忙しいアピールに付き合う必要ありません。

そんなに忙しいというのであれば、分担を見直してもらいましょう。

3.仕事がデキる人が忙しいアピールをしない理由

意味がないと知っているから

結局のところ、忙しいとアピールしても何の意味もないと知っているのです。

仕事がデキる人であればこう考えます。

仕事をしていることを認めてもらいたい

成果・結果を出して周囲に示すだけ。
または進捗報告するだけ。

自己肯定感を高めたい

一生懸命取り組む。
成果・結果を出して周囲に認めてもらう。
どんどん仕事に取り組む。
成果・結果をだす。
これを繰り返すだけ。

仕事が遅れた場合

なぜ遅れたか分析・反省して改善するだけ。

今の仕事で手一杯なときに新しい仕事を振られた場合

素直に自分の手持ち仕事を共有して優先順位をつけて取り組むだけ。

自分は無能と言っているようなものだから

忙しいアピールは、仕事をこなしきれてない・ギリギリであることをアピールするようなものです。
それは、自分の能力が足りてないってことを曝け出すことに他なりません。

仕事がデキる人は、自分の至らないところは認めつつも、わざわざ自分の能力不足をアピールしません。

そもそも忙しいと思っていないから

周りからすれば、業務量が多くて常に動いているように見えるかもしれませんが、本人からすれば優先順位を付けて計画的にやっているので忙しさを感じていないことがあります。

自分で仕事コントロールできていれば、仕事が多くても忙しいとは思わないのです。

4.相手に上手く忙しさを伝える3つの方法

打ち合わせする女性二人

ここまで忙しいアピールの意味のなさを解説しましたが、どうしても手一杯で仕事を振られてもできないときはあります。

そんなときに、忙しいアピールしていると思われずに伝える方法を解説します。

何が忙しいのか具体的に伝える

ただ単に「今忙しいので」と言っても「ホントに?」ってなります。
それこそ忙しいアピールに思われかねません。

「今〇〇の作業をしていて、〇〇までに提出しないといけないので」といった感じで具体的に伝えましょう。

こうすることで、相手は誤解することなく納得してくれるでしょう。

いつならできるか言う

上記に加えて、「いついつならできますよ」と伝えましょう。

そうすることで、相手は他の人に振るか待てるかの判断ができます。

上司に優先順位を決めてもらう

振られた仕事の重要度が高く、すぐにやらないといけない場合もあります。

そんなときは、素直に手持ちの仕事を上司と共有・相談し、優先順位を決めてもらいましょう。

そうすれば、仮に振られた仕事を優先するよう指示されたとしても「仕事が遅れた言い訳」になるのではなく「優先順位をつけて仕事をした」ことになります。

5.まとめ

今回は、なぜ忙しいアピールをするのか?と忙しいアピールをする人の対処法を解説しました。

そして、相手に上手く忙しさを伝える3つの方法は次のとおりです。

  • 何が忙しいのか具体的に伝える
  • いつならできるか言う
  • 上司に優先順位を決めてもらう

ぜひ、うざい忙しいアピールではなく、上手く忙しさを伝えて仕事をしましょう!

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