人間関係

イライラから解放!仕事ができない残念後輩への5つの対処法

2022年4月30日

指導する男性

こんにちは、リョータです。

仕事をしていれば必ずできるのが後輩。

皆、優秀なのですが、たまにどうしても仕事ができない残念後輩がいますよね。

最初は、

「かわいい後輩が入る!しっかり指導しないと!」

と息巻いていた分、蓋を開けたときのがっくりは大きいです。

そして、そのギャップでイライラが募りますよね。

僕も会社に15年ほど勤めていて、何人か遭遇しているので、すごくわかります。

残念後輩の特徴としては、

  • ミスが多い
  • 作業スピードが遅い
  • 「ほうれんそう」しない
  • 面倒な仕事を後回しにする
  • 愚痴が多い
  • 納期を守らない
  • 考えが浅はか

といったところ。

そこで今回は、仕事ができない残念後輩への対処法を5つ紹介します。

この記事を読み終わる頃には、残念後輩からの受けるイライラから解放されますよ。

リョータ
先輩、いつもお疲れさまです!

1.イライラから解放!仕事ができない残念後輩への5つの対処法

よく観察・分析してアドバイスする

嫌かもしれませんが、後輩をよく観察して分析してみましょう。

すると、かなり変なことをやっている場合が多いです。

例えば、
「作業の途中で電話を取ったり、メールをチェックする後輩」

これでは、集中力が途切れて、効率が悪すぎです。

このときは、「思い切って電話にでるな。メールも作業が終わるまで閉じて。」とアドバイスして改善しました。

また、他には
「書類を受け取ると、見もせずに引き出しにしまう後輩」

もし、至急の案件だったらと思うと・・・
ノーチェックでおそろしいです。

このときは、「まずはさっと納期と作業にかかる時間を見積もって」とアドバイスしました。

このように、変なことをやっていることが多いです。

よく観察して、何が後輩を残念にしているかを分析

そして、適切にアドバイスするのが大事です。

文章で指示する

できない人ほど、メモを取りません。

そして、後になって

「あれ?これどうすればいいんだ」
「いつまでに提出だっけ?」
「そもそも頼まれたことってなんだっけ?」

と忘れてしまうことがよくあります。

こういう人に対しては、「文章」で指示を出しましょう。

メール・紙・付箋、なんでもOKです。

おすすめは、履歴が残るメールですね。

文章を書く際には、最低限、「何を」「いつまでに」を書きましょう。

文章で渡しておけば、後輩も後で見返して思い出すことができるので、「忘れる」や「わからなくなる」が減ります。

また、文章化するのは後輩のためだけでなく、あなたのためにもなります

なぜなら、文章力が上がるからです。

相手に伝わるように文章を書くのは、中々に難しいです。
ましてや、残念後輩は、文章を読むのが苦手でしょう。

だからこそ、簡単で分かりやすい文章を書く力が身につきますよ!

システムや仕組みをうまく使う

会社によってですが、スケジュールを共有するシステムを導入しているところも多いのではないでしょうか?

スケジュール共有のシステムがあるのなら、納期を後輩のスケジュールに入れましょう。

また、それを上司にも共有しましょう。

納期を見えるところに設定することで、プレッシャーがかかるので、のんびりしている人でも動くようになります。

人間のモチベーションだけでは、やはり限界があります。

システムや仕組みをうまく使って、仕事をさせましょう。

どうしたらいい?を積み重ねる

すぐに「これして」「あれして」と答えを言って指示するのではなく、「どうしたらいいと思う?」を積み重ねましょう。

もちろん、これはめちゃくちゃ根気がいります。

しかし、後輩が自分で考えるようにならなければ、いつまでたってもあなたの仕事は減らないのです。

「どうしたらいいと思う?」でできるだけ後輩に考えさせましょう。

伝え方を変えてみる

「自分はこう言われたらやる気が出る」

こんなこと思っていませんか?

半分正解で、半分不正解です。

なぜなら、全員があなたと同じ性格ではないから。

人の性格には大まかに2つのタイプがあります。

それが「希望型」「慎重型」です。

ざっくり言うと、

  • 「希望型」は、メリットを知ることで希望を抱いて燃えるタイプ
  • 「慎重型」は、デメリットを知ることでリスクを避けるためにモチベを上げるタイプ

です。

残念後輩は、もしかしたらあなたと違う性格なのかも。

だとすれば、あなたの言葉は響いていない可能性があります。

伝え方を変えてみるのも手ですよ。

「希望型」と「慎重型」については、「伝え方コミュニケーション検定・初級」という検定で勉強できます。
こちらの記事で、実際に受講した感想を紹介しているので、気になる方はどうぞ。

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2.やってはいけない態度

残念後輩にはかなりイライラします。

しかし、彼ら彼女らも人間です。

指導の域を超えるとハラスメントになってしまいます。

先輩としてやってはいけない態度があるので、紹介しますね。

感情的になる

感情的になり、怒鳴ってしまうなどですね。

こうなってしまうと、相手は萎縮してしまい、余計にパフォーマンスが悪くなります。

人によっては、強烈な反発を食らうこともあるでしょう。

感情的になって得することはゼロです。

クールにいきましょう。

人格の否定

「お前、頭悪すぎだろ」
「どんな教育受けてきたんだよ。親の顔が見てみたい。」
「そんなんじゃ何やってもダメだわ」

いくら先輩でも、こんな人格を否定するような言葉はNGです。

先輩が否定するべきは、残念後輩がやった「確認不足」「非礼」「手抜き」等の「行為」に対してです。

ここを履き違えないように気をつけましょう。

無視をする

  • 何を話しかけられても適当にあしらう
  • 仕事をさせない
  • 仲間外れにする

といったことです。

仕事をしている以上、できない人に重要な仕事を任せることはできません。
それは、会社として当然の采配。

けれど、それは後輩の成長につながりません。

また、行き過ぎるとハラスメントになってしまいます。

注意して、仕事を振りましょう。

3.イライラしないためには一定の距離を置くのが大事

朝日

後輩を見てイライラしないためには、心に一定の距離を置くのが大事です。

そもそも、なぜ残念後輩を見てイライラするのか?

それは、自分が思う通りに動いてくれていないからです。

それは、ある意味あなたも後輩に囚われているということ。

有名なことわざで、
「馬を水辺に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることはできない」
というものがあります。

あなたがいくら導いても、本当にしっかりやるかどうかは本人次第なんです。

そして、それはあなたの責任ではなく、本人の問題。

他人の問題でイライラするのは、もったいないのです。

なので、見捨てる・見捨てないなどの極端なことを考えるのではなく、心に一定の距離を置いて残念後輩に接しましょう。

4.まとめ

今回は、イライラから解放!仕事ができない残念後輩への5つの対処法を紹介しました。

おさらいです。

  • よく観察・分析してアドバイスする
  • 文章で指示する
  • システムや仕組みをうまく使う
  • どうしたらいい?を積み重ねる
  • 伝え方を変えてみる
  • そして、イライラしないために、心に一定の距離を置いて残念後輩に接しましょう!

    リョータ
    先輩、広い心でいきましょう!

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