人間関係

先輩の苦悩解消!仕事の覚えが悪い新人に教える時の心構えとコツ

2021年5月5日

メモする人

こんにちは、リョータです。

今年も新人が入ってきましたね。

入社して2、3年目で教育係に任命された人も多いのではないでしょうか?

そこで、

  • 新人が全然覚えてくれない!
  • 教えるのしんどい、、、

なんてことありませんか?

今回は、そんな先輩方の苦悩を解消するために、教える時の心構えとコツを紹介します。

1.仕事の覚えが悪い新人に接するときの心構え

すぐに覚えるのは普通にムリ

一度聞いただけでは覚えられないというのは、感覚でわかると思います。
しかし、実際は、2、3回聞いても人は覚えられません。
もし、あなたが2、3回で物事を覚えられらるとすれば、それはとても優秀です。

中々覚えられない新人がいたとしても、何度も何度も繰り返すことで、ようやく覚えることができる人もいるのだと心に留めておき、長い目で見るようにしましょう。

自分が新人だった頃のことを忘れない

あなたは、新人の頃に苦労しませんでしたか?
おそらく、全く何も苦労しなかったという人はいないでしょう。
そして、「もっとこう教えてくれたらなぁ」といったこともあったでしょう。

今はあなたが教える側です。
あの頃の気持ちを忘れずに接しましょう。

自分とは違うことを正しく理解する

当然ですが、新人は自分とは能力も価値観も違います。
それは、本人の資質、これまで接してきた人、経験が全然違うのであたりまえです。

自分とは全然違うので、「自分はこうだったから、彼ら彼女らも同じようにできるはず」といった感覚は捨てましょう。

あなた自身の成長になる

新人を教えることで、あなた自身も成長することができます。

  • 教えるために業務を深く理解できる
  • 上司目線で部下の接し方を学べる
  • わかりやすく伝える能力が向上する

新人に教えることは、あなた自身の成長につながると理解しましょう。

2.仕事の覚えが悪い新人に接するときのコツ

メモを取るよう指示する

仕事の覚えが悪い新人は、メモを取らないことがあります。
脳に刻み込むにはアウトプットが重要です。

「ここ大事だからメモっといてね」とメモを取るよう指示しましょう。

最初はメモの取り方もわからないかもしれません。
その場合は、メモの取り方もアドバイスするといいですね。

復唱してもらう

「大丈夫?わかる?」と聞いた時、大抵、「大丈夫です!」「わかりました!」と返ってきます。
ぶっちゃけ本当に理解しているのか怪しいです。
もちろん中には本当に理解している人もいますが、微妙に違って覚えていることも多いです。

なので、教えた後は、復唱してもらいましょう。
復唱してもらうことで、

  • 相手の理解度がわかる
  • 復唱=アウトプットすることで、新人の脳に刻み込める

と、こんなメリットがあります。

質問を投げかける

覚えてもらえる時に大事なのは「自分で考えること」です。
復唱してもらったあとは、「じゃあこんな場合はどう思う?」と質問してみましょう。

質問することで、更に理解が進みます。

3.絶対やってはいけないこと

感情的に怒鳴る

イライラしたからといって感情的に怒鳴ってはいけません。
感情的になって怒鳴ってしまうと、相手との信頼関係がなくなってしまいます。

一旦、冷静になりましょう。

見下す

「あいつホントダメな奴」「何にもできないな」「雑魚だな」なんて言ったり思ったりして見下していませんか?
思った時点で、色眼鏡がかかってしまい、態度にも出てしまいます。
こちらも信頼関係がなくなってしまいますので、やめましょう。

人格を否定する

「あいつは頭が悪い」「育ちが悪いから覚えられないんだ」なんて思っていませんか?
当たり前ですが、新人とは言え仕事の覚えが悪いのと、人格は関係ありませんし、否定していい理由になりません。
くれぐれも注意しましょう。

4.さいごに

新人からすれば、最初の先輩は、とても重要です。
自分も最初の教育係になってくれた先輩のことは忘れていません。

あなた教えが新人の会社人生に影響を与えるってことを覚えておきましょう。

また、あなたは一人ではありません。

あなたが教育係だとしても、周りがノータッチでいていいというわけではありません。
うまくいかないときは、一人で抱え込まず、先輩・上司を頼りましょう。

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