こんちには、リョータです。
会議で飛び交うカタカナ。
- よくわからないまま話が進んでしまう
- カタカナが気になってしかたない
- 常識のように話すので今さら聞けない・・・
なんてことはありませんか?
僕はあります。
「普通に日本語で話せばいいじゃん!」と思いはしますが、現実、ビジネス用語は多くの人が使ってるんですよね。
そこで今回は、僕の独断と偏見で、よく使うビジネス用語を紹介します。
この記事のビジネス用語を覚えれば、大体の話についていけるようになりますよ。
1.これだけ知っとけば大丈夫!よく使うビジネス用語まとめ【20選】
基本的には英語が語源ですが、日本のビジネスでは、直訳したものとは違う言葉があるので注意です。
ではさっそく、僕が最初に抱いたイメージ・感想と一緒に紹介していきますね。
①アジェンダ(agenda)
「議題」「目次」のことです。
会議のはじめに「今日のアジェンダは・・・」といった感じで、これから話し合う「議題」を言うときに使うことが多いですよ。
②エビデンス(evidence)
「根拠」「証拠」「証言」のことです。
「このテスト結果のエビデンスは、これです。」と、「証拠」の意味合いで使うことが多いです。
略して「エビ」と言う人もいます。
③オーソライズ(authorize)
「正しいと認める」「正式と認めること」「権限を与えること」という意味です。
「この件は、〇〇部とオーソライズしています。」と、上司や他部署の了承をもらった場合、もらう場合に使うことが多いです。
④コンスタント(constant)
「一定している」「変わらない」ことです。
「コンスタントに発生しています。」と、一定数で続くときに使うことが多いです。
⑤フィードバック(feedback)
ものごとに対して「教育」「指摘」「評価」することです。
「作成した資料に対し上司からフィードバックを受ける。」「商品に対しお客さまからフィードバックがあった。」と、良くも悪くもお返しをいただくときに使います。
⑥ブラッシュアップ(brush up)
「磨き上げる」や「さらによくする」という意味です。
「この資料は、〇〇部の意見を聞いてブラッシュアップします。」と、既にあるものをさらに良くするときに使います。
⑦ペンディング(pending)
「未決定」や「保留」のことです。
「この議題は、いったんペンディングで、次の議題に進みましょう。」と、保留する場合に使うことが多いです。
略して「ペンド」ということもあります。
⑧マター(matter)
「~の担当」や「~が責任を持っている」等の意味です。
「この案件は、〇〇(例:事業所)マターで対応しています。」と、〇〇がそれぞれの責任で対応している場合に使うことが多いです。
⑨リスケ/リスケジュール(reschedule)
「日程を変える」「入れていたスケジュールを調整する」ことです。
「明日の会議をリスケする。」と、スケジュール変更する場合に使います。
これが最も多く使われるのではないでしょうか。
⑩リバイス(revise)
「改訂」「修正」という意味です。
「マニュアルをリバイスする。」と、「修正」するときに使うことが多いです。
⑪アウトソース/アウトソーシング(outsourcing)
「外部委託」という意味です。
よくあるのは、コールセンターやカスタマーサポートセンター業務を外部に委託することです。
⑫アサイン(assign)
「割り当てる」「任命する」という意味です。
「この案件は、〇〇さんを担当にアサインする。」と、任命するときに使うことが多いです。
⑬アライアンス(alliance)
「業務提携」という意味です。
「〇〇とアライアンスを組む」「〇〇とアライアンスを結んだ」と、企業・組織が提携するときに使います。
⑭イニシアティブ(initiative)
「主導権」「率先する」という意味です。
「イニシアチブ」という人もいますが、同じ意味です。
「イニシアティブを握る」と、主に主導権という意味で使うことが多いです。
⑮コミットメント(commitmen)
「約束・誓約する」「責任」「(真剣な)関わり」という意味です。
略して「コミット」とも言います。
ライザップの「結果にコミット」というのは、「結果をだす約束」や「結果を出すために責任をもって関わります」といった意味があるのでしょう。
⑯シナジー(synergy)
「相乗効果」「お互いに作用し高めあう」という意味です。
企業同士が「〇〇と提携しシナジー効果を狙う」と、「相乗効果」の意味合いで使います
⑰スキーム(scheme)
「構想」「計画」「枠組み」という意味です。
やり方、仕組み、作戦といったイメージで使われます。
⑱バッファ(buffer)
「余裕」「ゆとり」という意味です。
「バッファを持たせてスケジュールを組む。」と、「余裕」を持たせるときに使います。
⑲フィックス(fix)
「確定」「固定」「決定」という意味です。
「この件は、〇〇でフィックスする。」と、意見をまとめ、最終的に「確定」「決定」したときに使います。
⑳リテラシー(literacy)
「特定の分野の知識」という意味です。
「リテラシーが高い」「リテラシーがない」と、持っている知識のレベルを表現するときに使うことがあります。
2.ビジネス用語を使う際の注意点
どこでも・誰にでも使えばいいという訳ではない
僕の今の職場では、ビジネス用語のカタカナがポンポン飛び交っています。
しかし、前の職場のとき、これらのビジネス用語は、ほとんど使っていませんでした。
それは、普段話をする同僚やお客さまが使っていなかったからです。
このように「自分が知っているからと言って相手も知っているとは限らない」ということを覚えておきましょう。
(むしろ知らない人からしたら「賢さをだそうとしやがって・・・」と思われるかも)。
便利な言葉なので、相手が使ってくる場合はOKですし、スムーズにコミュニケーションをとるために理解しておくことは大切です。
しかし、ビジネス用語知らない相手に対しては、「かみ砕いたわかりやすい言葉」を使うよう気をつけましょう。
いろいろな意味を持つものもある
英語が語源ですが、カタカナ語として、独自の意味を持つ単語もあります。
今回紹介した内容は、あくまでビジネス用語としての側面なので、他の場面では違う使い方もあります。
他の用語を使うときもですが、しっかり理解して使うようにしましょう。
3.まとめ
今回紹介した単語を覚えれば、大体の会議・会話についていけます。
基本的には、「全部日本語でいいんじゃない?」と思うかもしれません。
僕も大賛成です。
正直、わざわざカタカナにして、ただのカッコつけのイメージしかありません。
とはいえ、実際に使うビジネスパーソンは多いので、聞く側として覚えておいて損はないです。
あなたはムリして使わなければいいのです。
そして、わからないまま、なんとなくで使っていると、「あれ、この人使い方違くない?」と思われて、恥をかきかねません。
正しく理解して、会話・会議をスムーズに進めましょう!