本の感想

イクメンのバイブル!『家族を笑顔にする パパ入門ガイド』

2021年5月6日

父と子

こんにちは、リョータです。

これからパパになるあなた、
それから今チビっ子のパパであるあなた。

  • 妊娠した妻のケアはどうしたら、、、
  • 何の準備をすればいんだ、、、
  • 子どもの世話はどうしたらいいんだ、、、
  • 仕事しないと、、、

大丈夫です。
これらの悩みは、書籍『家族を笑顔にする パパ入門ガイド』ですべて解決できます。

本書では、妊娠してから出産、3歳までのノウハウが網羅的に紹介されています。

それも、ただのやり方ではなく「笑っている父親になるための極意」です。

この一冊を読み終わるころ、あなたは「家族を笑顔にするイクメン」になるために燃えていることでしょう。

ぜひ、読んでみてください!


1.著者のプロフィール

NPO法人ファザーリング・ジャパン

  • 「父親であることを楽しもう=Fathering(ファザーリング)」と思うパパたちを増やし、子育て支援するため、2006年に設立。
  • 全国で年間1000回を超えるパパ口座・イクボス口座、セミナー、イベントなどを実施していしている。
  • 「働き方改革」を推奨する企業や行政と連携した取り組みも多い。

2021年5月「家族を笑顔にする パパ入門ガイド」より

父親支援事業の団体で、要は、「育児をがんばろうというパパの味方」です。

「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やすと言っているところが素敵です。

2.本の概要

本書は、「笑っている父親になるための極意」がPART1~PART6でまとめられています。
ところどころ「ママ目線のホンネ」が入っていて、耳が痛いかもですが、とても勉強になります。

では、各PARTのポイントです。

PART1パパにしかできない役割がある!

  • パパが育児をすると「子供×妻×夫婦×父親自身×職場」の5乗で効果があり、家族みんなによい影響を与える。
  • いい父親ではなくても構わないので「笑っているパパ」を目指そう。パパとママが笑いながら生きている姿を見て、子どもは自分の将来に明るい希望を抱く。

PART2チームで子育てをしよう

  • しっかりと育児に関わらないと「私が一番大変な時期に何もしてくれなかった」というママの恨みが一生続く。
  • 出産までに夫婦で「マイタウン出産or里帰り出産」「産後のサポート体制」「仕事」「子育てビジョン」「わが家の生活のリズム」を話し合おう。
  • 話し合うときは先手必勝。受け身ばかりでは、妻は物足りない。

PART3パパになるための基礎知識

  • 母性を先に、父性を次に与えること(母性:無条件で受け入れ、愛するという感性)(父性:規律、約束、義務、努力など)。
  • 「母性」=ママ、「父性」=パパではない。ママが父性を発揮するなら、パパが母性担当でもいい。
  • ミルク、離乳食、必要なお金、保育など紹介。

PART4パパになるための基本スキル

  • パパの「おむつ替え」。ママも最初は初心者だったはず、パパも経験値を上げよう。
  • パパの「泣き止ませ・寝かしつけ」でママが休める環境を整える。産後で体力の回復していないママの負担は半端ない。
  • 「おむつ替え」「泣き止ませ・寝かしつけ」「抱っこ」「ミルク」「お風呂」、これで一通りの赤ちゃんのお世話はOK。

PART5パパ遊び

  • 遊びによって子供の自己肯定感が育まれる。
  • 大人だって好きなことは自分で選ぶ。子供が自分で選んだ遊びを尊重しよう。

PART6パパと仕事の両立テクニック

  • パパ育休は、ママと入れ替わりにとったり、産後サポートのためにとったりと、いくつかパターンがある。
  • 職場の都合に合わせて取りやすいのがパパ育休の特徴なので、夫婦で戦略を立てよう。
  • パパの育休に向けた職場との調整は、2、3カ月かけて行なう人が多い。

3.気づき

before

古い考えで、父親は、仕事をメインで頑張って稼ぎ、家のことはできるだけ「手伝う」ものだと思っていました。

after

「チームわが家」と考えをあらため、家事に育児に精を出そうと思います。

また、「笑っている父親」になることで、「家も職場もハッピー」を目指します。

4.まとめ

本書は、妊娠してから出産、3歳までのノウハウが網羅的に紹介されていて、この一冊であなたの悩みに答えがでるでしょう。

そして、本書を読み終わるころ、あなたは「家族を笑顔にするイクメン」になるために燃えていることでしょう。

あなたも「笑っている父親」になりましょう!

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