こんにちは、リョータです。
プロジェクトをスムーズに進行させたいときに
- ある人から抵抗があってうまくいかない
- 誰に話を通せばいいのかわからない
- 話を進めるためのキーパーソンを整理したい
ってことありますよね。
そんなときにオススメなのが「ステークホルダーマップ」です。
「ステークホルダーマップ」を使いこなすことで、キーパーソンをおさえられるので、スムーズにプロジェクトを進められます。
ぜひ、考え方を身につけましょう!
1.ステークホルダーマップとはどんなもの?
ステークホルダーマップでは、
- 縦軸で「プロジェクトへの影響力」
- 横軸で「プロジェクトに対する姿勢」
を設定します。
上記図のように、
- どんな相手がいるのか
- 誰がどれだけ影響を持っているか
- 誰が推進派か反対派か
- 誰に根回しをすればいいのか
といったことを整理するのに使います。
そもそもステークホルダーとは?
ステークホルダー(英: stakeholder)とは、企業・行政・NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。日本語では利害関係者(りがいかんけいしゃ)という。具体的には、消費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など。
Wikipediaより
難しい言葉が並んでいますが、「損得の影響を受ける人」や「関係のある人」ぐらいに思っておけばOKです。
2.ステークホルダーマップの使い方を4ステップで解説!
step
1相手を洗い出してプロットする
まずは、プロジェクトの進行に影響が出る相手を洗い出してプロットします。
自分の上司、現場担当者、他部門の担当者・課長・部長といった感じです。
ここで注意なのが、影響力が強い人が必ずしも上位役職者だけではないということです。
あなたの職場にも、担当者だけれども、「この人の意見は重要!」と役職者から絶大な信頼を寄せられている人がいませんか?
こういう人は、役職者ではありませんが、「影響力が強い」分類にしましょう。
step
2キーパーソンを確認
次にキーパーソンを確認します。
プロットした場所によって対応が変わってきます。
図で言うと、影響力が多きく、反対派である他課のBさんがキーパーソンなので、何とかして巻き込む必要があります。
step
3キーパーソンにアプローチ
実際にキーパーソンにアプローチしましょう。
マンツーで話す
腹を割って直接話してみます。
思い違いや疑問点を一つ一つクリアしていきましょう。
このときに、相手の得になることを説明できれば説得力が増します。
更に上から説得
あなたではどうしようもないということであれば、更に上の役職者の人に対応してもらいましょう。
図でいうと、他課Bさんの上司である課長が悪くない感触なので、そちらからBさんを説得してもらいます。
このとき、あなたから他課課長に直接お話が難しいということであれば、課長から他課課長へ話をしてもらいましょう。
step
4立ち位置が変わったら更新
人の考えは変わっていきます。
立ち位置が変わったら更新しましょう。
図でいうと、無事、他課Bさんを説得できたので移動です。
3.絶対に他人に見せてはいけない!
注意点です。
基本的に、ステークホルダーマップは、プロジェクトの中心の数人だけに留めましょう。
できればあなただけの方がいいかもです。
断言します。
もしも、これが他人の目に触れてしまったら、確実に気を悪くされます。
しかも、自分の名前が影響「弱」にプロットされていたら最悪です。
恐ろしくて想像もしたくない・・・
絶対に他人に見せてはダメです。
4.まとめ
今回は、プロジェクトをスムーズに進行するため、キーパーソンを整理する「ステークホルダマップ」の使い方を4ステップで解説しました。
- ステップ1 相手を洗い出してプロットする
- ステップ2 キーパーソンを確認
- ステップ3 キーパーソンにアプローチ
- ステップ4 立ち位置が変わったら更新
実際に使うときは、メモ書き程度で十分です。
くれぐれも他人に見られないようにだけ注意です!
なんでしたら、考え方を身につけるだけでも十分です。
ぜひ、身につけましょう!
最後に、参考になる書籍を紹介します。
よければどうぞ。