こんにちは、リョータです。
会議に出席するとき
- 発言しなきゃだけど思いつかない
- 無難に終わりたい
- 「変なこと言ってる」思われたくない
ってことありますよね。
「アピールしたい!」って思いがあればバンバン発言するのですが、そうでもなければ発言はしたくないものです。
僕は現役会社員で、毎日4つ、多い日で6つの会議をこなしています。
これだけ会議に出ていると、どんな発言をすればいいのかが見えてきます。
今回は、そんな僕の経験をもとに、会議を乗り切るための発言を解説します。
この記事を読み終わるころには、もう「発言が思いつかない」ことで悩むことはなくなっています。
ぜひ、参考にしてください。
すぐに「いい発言を思いつくためのヒントが欲しい!」という方は、こちら「4.いい発言をするための思考法」へどうぞ。
1.そもそも会議で発言しなければいけないのか?
結論、アイデア出しのような「自分の意見を言わないといけない会議」以外は発言しなくてもOKです。
なぜなら「発言しない=同意」だからです。
難しい言い方で「黙示の同意」という言葉があります。
これは返事がないということはOKとみなすという意味です。
特に意見がない場合は、発言しなくてもOKなんです。
しいて言うなら、相槌をうったり「賛成です」と言ったりすればバッチリです。
「会議に出たら必ず発言すべき」という意見があります。
確かに本人の成長という意味では賛成。
だけど「自分の意見を言わないといけない会議」以外の会議であれば、むしろ無理に発言しない方がろいい。
会議が長引くだけなので。
なので、必要な時以外は無理に発言しない方がいいです。
2.どんな会議だと発言必須なの?
会議には種類があります。
ざっくり分けて「アイデア出し」「お偉いさんとの意見交換」「スケジュール確認」「トラブル案件の共有」「説明会」です。
この中で発言しないといけないのは、次のとおりです。
発言必須な会議
- アイデア出し
- お偉いさんとの意見交換
これら会議は、必ず発言が必要です。
なぜなら、「あなたの意見」を求められているからです。
これは発言しないと出席する意味がありません。
発言しなくてもOKな会議
- スケジュール確認
- トラブル案件の共有
- 説明会
これらは、無理に発言しなくてもOKです。
発言するとすれば、普通に疑問に思ったことを聞けば十分です。
3.発言するならどんな発言がいいのか?
発言しないといけない場合「主催者がどんな発言が求めているか?」を理解すれば、どんな発言をすればいいのかがわかります。
主催者が求めているのは、次の3つです。
あなた目線での意見
あなたならではの目線。
- 部下としての立場
- 性別が男性
- 高い身長
- 身体能力低め、
- 飽きっぽい性格
- テクノロジーに弱い
など、主催者とは違う部分からの意見が欲しいんです。
これは、素直にあなたが思ったことや感じたことを伝えればOKです。
主催者が考えつかなかったこと
1人の人間では、思考に限界があります。
なので、主催者が思いつかないようなアイデア・意見が求められています。
1つ目の「あなた目線」だけでなく、違う人の目線にまで広げると、もっと色んなことを感じるはずです。
それを伝えればOKです。
アイデアに対する意見
他のアイデアに対して、あなたは賛成なのか反対なのか。
その理由と、「こうだったらもっといい」という改善点も求められています。
どうしても意見が出なかったら「〇〇さんのアイデアに賛成です。」って言っておけばOKです。
ここで、「ここの部分が素晴らしいと思います!」と言った感じで賛同しておけば更にいい感じです。
4.いい発言をするための思考法
過去の偉人達は、「どうやって考えればいいのかわからない」という悩みを解決するために、フレームワークを残してくれています。
ここで紹介する2つのフレームワークを意識すれば、いい発言が思いつきますよ。
5W1H
誰もが一度は聞いたことがある「5W1H」。
おさらいすると、
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
の頭文字をとったものです。
これを意識することで、漏れなく考えを整理できます。
「こんなのあたりまえじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、意外と使いこなせていないことが多いです。
実際、僕の周りでも「5W1H」のどれかが抜けたまま考えている人は多いです。
「あたりまえに知っている」からこそ使わないのかもしれません。
基礎であり奥義。
そして応用が効く。
それが「5W1H」というフレームワークです。
基本に立ち返って意識してみましょう。
SCAMPER
「SCAMPER(スキャンパー)」は、アイデア出しのフレームワークで、7つの切り口の頭文字をとっています。
使い方はいたってシンプル。
このチェックリストに一つ一つ答えていくだけです。
これでアイデアが生まれます。
ぜひ、覚えてみてください。
5.するべきではない発言
逆にするべきではない発言もあります。
もしも、何も思いつかなかったからといって、次の発言をするのはやめましょう。
全否定する発言
誰かの意見に対して「絶対ムリです」「ありえません」「どう考えてもできません」といった、全否定はやめましょう。
なぜなら、そこで思考停止になってしまうからです。
また、相手に与える印象がすごく悪いです。
確かに実際「ムリだろう」ってアイデアはあります。
でも、もしかしたら少しひねってみたら素晴らしいアイデアに反転する可能性があります。
それを最初から全否定すると、それ以上議論が進まなくなるので、もったいないです。
こんなときは、全否定ではなく質問しましょう。
「こういう場合はどうでしょう?」といった感じです。
質問と回答を繰り返していけば、アイデアがより現実的なものに磨き上げられていきます。
ムリなものは、その過程で自然と落とされていきます。
何もわからない・何もない
「何もわからない」「何もない」と言った発言はやめましょう。
なぜなら、あからさまに何も考えてないように聞こえるからです。
正直、印象がすこぶる悪いです。
せめて、誰かの意見に対して賛成・反対の意見を出しましょう。
6.まとめ
無理に発言する必要はありません。
本当に発言が必要な会議でだけ発言すれば十分です。
そして、発言が必須な会議だけど、発言が思いつかない場合。
まずは主催者がどんな発言を求めているのか考えてみましょう。
そのうえで、「5W1H」と「SCAMPER」でアイデア・意見を考えて発言してみましょう。
これで「発言が思いつかない」ということはなくなりますよ。